「シャンプーをやめると、髪が増える [ 宇津木龍一 著 ]」なる本でシャンプーを使うことによる害などが紹介されていました。実際シャンプーには強力な洗浄力を持つ界面活性剤や防腐剤など怪しげな成分が多く含まれていること以前から指摘されていました。それでも私たちは毎日シャンプーを使って髪を洗っているわけですが、これを機会に一度シャンプーでの洗髪を見直してみた方がいいのでしょうか！？
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皮脂の取りすぎは薄毛の原因になるの？
洗浄力の強いシャンプーを使うと頭皮の皮脂を取り過ぎてしまい、その結果不足した皮脂を補うため皮脂腺が発達し皮脂量が増えてしまいます。皮脂量が増えると、増えすぎた皮脂が毛穴を塞いでしまい毛髪の成長に必要な酸素が毛根へ供給できなくなってしまうのです。実際に薄毛に悩む人の多くが皮脂量が多いというデータがあります。
このことから洗浄力の強いシャンプーを使い続けることは髪や頭皮にとっていいものではないようですが、薄毛の直接的な原因と判断するには微妙ですね。薄毛の原因は男性ホルモンや生活環境、ストレス、食生活など様々な要因が複雑に絡んでいるからです。
シャンプーをやめてみる！？
市販されているシャンプーは洗浄力が高く、長年使い続けていると髪や頭皮にとって相当なダメージになることもあります。髪や頭皮のことを考えればシャンプーをやめるというのは良いことだと思います。実際にシャンプーをやめてお湯で髪を洗うことで、髪にコシ、ツヤ、ハリが出てきたという人が多くいらっしゃいます。
最初はベタついた感じや臭いが気になりますが、数週間もすれば皮脂腺が小さくなりベタつきや臭いは全く気にならなくなり、痒みやフケなども改善されるそうです。
このシャンプーをやめてお湯で頭を洗う方法ですが、難しく考える必要はなくただお湯で頭を洗えばいいだけです。注意点としては
・頭を洗う前にブラッシングを行い髪に付着した汚れなどが取れやすくする。
・お湯は40℃～43℃くらいで5分以上は洗う。
また、洗髪前にお湯にしっかり浸かって温めておくと、毛穴から汗が出て皮脂や汚れを取り除きやすくなります。
効果には個人差がある
シャンプーをやめてお湯で頭を洗う方法ですが、効果がある人も大勢いらっしゃるので、髪や頭皮のことを考えると一度試してみるのも良いことだと思います。
ただ、私も一時期シャンプーをやめてお湯で頭を洗ってましたが特に効果を感じませんでした。何か異変が出たわけではありませんが、逆に効果も感じず、要するに良くも悪くも変化がなかったということですね。
やはり何事にも個々の体質によって誰にでも効果があるわけではありません。髪が増える、コシ、ツヤ、ハリが出るというのも個人差があるので絶対ではありません。
もしお湯で頭を洗う方法が合わないと感じたり、何かしらの異変がでたららすぐにやめるようにしてください。
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