女性にも起こる男女共通の薄毛・抜け毛の原因

なぜ人は髪の毛が薄くなるのでしょうか。男性はもちろん薄くなる確率が高いです。しかし、男性だけでなく女性も薄くなることはあります。こちらでは、男性型脱毛症(AGA)以外の男性だけでなく女性にも起こりえる、男女共通の薄毛や抜け毛の原因について詳しく解説します。



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血行が悪くなることによって髪の毛が薄くなってしまう

■ 髪の毛に栄養が送られなくなると薄毛や抜け毛の増加を招く
genin1髪の毛は、栄養を受け取ることで成長しています。当然ながら栄養が滞るようになってしまえば、髪の毛の成長は阻害されることになります。その髪の成長に必要な栄養を髪の毛へ送っているのが血液です。血液の中には髪の毛の成長に必要な栄養素が多く含まれており、その栄養素が毛乳頭に到達して髪の毛を生成しています。

毛乳頭は髪の毛にある毛根の中心にあり、毛細血管から運ばれてくる血液から栄養や酸素などを吸収し毛母細胞に与えています。栄養を与えられた毛母細胞は分裂や増殖を繰り返し髪の毛を成長させているのです。

これが何らかの原因で血液の流れが悪くなってしまうと、髪の毛へ栄養を与えることができなくなって成長が鈍ります。その結果、髪の毛が細くなってしまったり、正しく成長しきらないうちに抜けてしまうことが、薄毛、抜け毛の主な原因となっているのです。

■ 血行が悪くなる原因とは?
年齢によるものもあります。20代は新陳代謝が活発化しているので、血行不良の心配はほとんどありません。しかし、30代や40代、さらに50代になると体の機能は衰えてしまいます。その結果、血行も悪くなってしまい、髪の毛に悪影響が出てしまうのです。

※冷え性の症状は、まさに血行不良の状態を示しています。冷え性であると認識している方は、髪の毛のためにも早急な対策が必要です。
 

薄毛や抜け毛を促進する血行障害を招く生活習慣とは?

■ 睡眠不足が髪の毛の成長に悪影響を与えてしまう
睡眠不足が起こると、人体はストレスの解消ができなくなります。睡眠は体の機能を整えると共に、ストレス解消をすることも目的としています。脳を休めることで、起きていた時に体に溜まったストレスを開放するのです。1日の推奨睡眠時間は「7時間」が好ましいといわれています。もし7時間の睡眠が難しい場合には、6時間程度でも良いのでしっかりと睡眠をとるようにしましょう。

特に注意してほしいのが、1日5時間未満の睡眠です。あなたは大丈夫ですか?5時間未満の睡眠時間は明らかに睡眠不足の状態で、ストレスが高まったままになります。睡眠不足によってストレスが溜まってしまうと血管の収縮作用が起こり、頭皮の毛細血管に血液が送られにくくなります。その結果、髪の毛に適切な栄養素が送られなくなり薄毛を招く原因となるので注意しましょう。

■ 喫煙習慣は薄毛や抜け毛を促進する!
タバコが体に良くない事はみなさん知っている事実ですよね。体に良くないものが、髪にも良い訳がありません。タバコに含まれるニコチンに問題があります。ニコチンは中毒物質としても知られていますが、ニコチンの恐さは中毒作用があるだけでなく血管の収縮作用も確認されています。ストレスがかかっているのと同じように、高血圧状態に陥ってしまい髪の毛が成長しにくくなります。

たばこを吸っている方で、「抜け毛が多い」「薄毛が進行してきた」といった状態になっているのであれば、ぜひ禁煙を目指してください。禁煙自体にもストレスがつきものですが、ニコチンはそれ以上に毒性のあるものなのです。体のためにも髪のためにも、今からでも遅くはありません。タバコを止めるよう努力しましょう。



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